ニンニクペングイン

韓国の時事、経済、その他いろいろ

人物探求:ユン・ソクヨル検察総長

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韓国で2020年下半期は検察と大統領の間に起こっている事にてのニュースだらけでした。

 

大統領という最高権力者に対し頭を下げないユン総長の態度が特に注目されています。実はこの人のキーワードは仕事の流儀だといえるほどです。いい意味でも悪い意味でも検察そのものだなと感じられる時があります。

 

ユン総長の逸話などを最近のムン大統領とのことは除いてご紹介していきたいと思います。

 

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韓国Appleのいわゆる「Big Surゲート」

数日前、韓国のネット上では「Big Surゲート」が話題になりました。

というのは最新のOSアップデートであるBir Surを設置したらパソコンが壊れた、そして顧客対応がありえなかったというらしいです。

日本はAppleにとっては優先的な市場ですのでこんな事件が起こらないと思いますが。。。

 

今回の件にトリガーになったあるポスティングを日本語に翻訳してご紹介します。

 

 

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韓国版半沢直樹2~大韓・アシアナ航空合併~その1.アシアナ航空の経営悪化

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11月、韓国メディアではビッグニュースが発表されました。

 

韓国一の航空会社である大韓航空が産業銀行(国策銀行の一つ)と連帯して,

第二位のアシアナ航空を引き受けようとする意向を示しました。

私はこのニュースを見たとたん今年の人気ドラマ半沢直樹が思い浮かびました。

2013年の半沢直樹がすごすぎて何度も観た記憶があります。前編に引き続きシーズン2も楽しかったです。

今の事件と最も大きな違いは半沢みたいなとんでもない能力の銀行員がない、ということでしょうかね,, w

でもドラマと同じく、こちらも数多く団体、個人、立場などが絡まれて問題が何年間溜まっていました。

ここからいくつかの記事でこの大ニュースについて書いてみようと思いました。

私個人的な結論から申し上げますと

今回のディールは少額株主らを犠牲し政府と大韓航空グループの首脳部が儲かることになりそうです。

(こんな暗幕のような面も半沢直樹的じゃないかと思いました)

 

 

 

今日はまず引き受けの対象になったアシアナ航空はどうしてこんな状態まで追い込まれたのかをお話いたします。

アシアナ航空は第二だとしても最近2年間経営状態が非常に悪化され、会長が辞退し売却されるまでに至りました。

その事情は錦湖(クムホ)アシアナグループ全体的な問題と航空業界の競争が厳しくなり、これらにそって経営が悪化されたと思えます。

 

 

 

 

 

 

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無理やりの事業拡張による負担爆増

 

この問題を要すると、欲望による株の取り引きの大失敗だと言えます。これは個人にはよく起きることですが丈夫なシステムとブレーンらが集まっている大手グループのレベルにはそんなに頻繫なことではありません。にもかかわらずこの事件は首脳部のバカバカしい決定が重なって起きたのです。

この問題が根本的なことなのでこちらからスタートします。

 

 

 アシアナ航空の危機の原因はアシアナ航空が属する錦湖(クムホ)グループが進めた引き受けの失敗です。

 

 

錦湖(クムホ)グループはもともと「兄弟経営」とよく知られていました。それで当時には兄弟の信頼関係をアピールしていました。しかしながらやはりトップが二人というのは、その上にその二人が兄弟ならばいい関係が存続できないのですね。

 

 二人の経営者が裂けたきっかけは2006年行われた大宇(テウ)建設の引き受けの件でした。兄であるパク・サンブはアシアナ航空の位置に満足しませんでした。それで当時に建設業界一の大宇(テウ)建設を引き受けてグループの規模で勝負しようという狙いでした。

 

 でも弟であるパク・チャングは反対しました。問題は、引き受けしようとした大宇(テウ)建設が錦湖グループの力で買うのにはあまりにも大きかったのです。2006年当時、大宇建設の時価総額は1円=10ウォンと単純に計算したら錦湖グループ全体の時価総額の2分の1に至る約3000億円でした。つまりディールを成功したいなら自分の資金力が足りなくて大規模の借金が必要になります。弟はこうした事実によりグループの拡張に不正的な考えを示したといわれました。

 

<大宇建設の株価変動 2005~2014年>

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疑問の声にもかかわらず兄は買収を押し詰めていきました。しかも大宇建設の時価総額の2倍、6000億円以上の価格で買いました。大宇建設の2006年ごろ1株あたり価格は1300円ぐらいでした(上のグラフを参考してください)。そうなのに錦湖グループは1株あたり2700円で買いました。これは、、必ず買う!どんなことがあっても買う!っていうのしか見えません。

 

 結局、大宇建設を引き受けました。総額6400億円の70パーセントからする4500億円のものすごい借金が投入されました。それは短期の借金だったので利子率も高かったです。兄の計算は恐らく、業界一建設会社の利益ならば借金を充当できるというのでしょう。

 

しかし皆さんもよくご存じている2008年リーマンショックがパク・サンブ会長の全ての予想をひっくり返してしまいました。大宇建設の株価が暴落し2009年初旬には錦湖グループの買収価格のほぼ半分まで下がりました。しかも、買収当時に資金力が不十分だった錦湖グループは2009年に1株あたり3900円でさらに数千億相当の株を買う予定でした。

 

買った企業の収益と価値は共に落ちていった一方で買収したとき借りた資金の期限は近づいてきました。錦湖グループはやむを得ず2010年大宇建設を売却するしかできませんでした。世界的な経済危機と株価暴落から引き起こされた莫大な損失はそのディールとグループ全体の成果を悪化させました。

 

兄のパク・サンブ会長はこの失敗の責任を取らなければなりませんでした。その結果はグループの分割でした。グループの化学部門は弟に、航空と建設部門は兄にそれぞれ分割されました。無謀な経営を続ける兄に対し弟はグループのめだまの子会社を手に入れました。兄もそれの負けず検察側に弟の不正に関する情報を流すなど、彼らは泥沼のような争いに陥て戻れない川を渡りました。

 

 

 

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アシアナの困難は果てしなく続く

 

 自分の力で無理な取り引きを進めていくなか、グループ系列会社の状態は重大な打撃を受けていました。先のディールの損失を埋めることに子会社らの資金相当分が投入され、各会社は営業に必要なこともはっきりできませんでした。

 

2009年11月に錦湖生命が売却されたことに始め2010年1月は錦湖産業と錦湖タイヤが売却されて、2010年代中は財務危機を避けるためにグループの会社の売買が相次いできました。その混乱で一時韓国財界第7位だった錦湖グループは縮まっていて大企業の基準にも足りないまでなりました。そんななか錦湖グループから独立した弟パク・チャングの会社らのスケールはいつの間にか錦湖グループ自体に挑むほどになりました。

 

錦湖グループとアシアナ航空の状態が一見でわかる事件が2018年夏に起きました。アシアナが航空サービスの基本だと言える機内食もお客に提供でなかったという驚くべきのできことでした。これもグループの資金不足と関係があります。アシアナは既存の機内食会社との契約を2018年終了させました。アシアナが要求した再契約の条件はアシアナへ巨額の投資でした。これを受け止めなかった既存会社の代わりに条件を受けた会社が機内食を供給できなかったということです。

 

そして最近格安航空会社の時代が開き、アシアナをめぐる経営状況はより厳しくなりました。結局、経営失敗を乗り越えられなく2019年グループに残った会社の中もっとも大きいアシアナ航空に対する売却手続きが始まりました。

 

 

 

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不良企業の売却も難しかったが突然、

 

アシアナが韓国第二位の航空会社だとしてもその事情がよく知られている今、売却がやすいはずがありません。債権者である産業銀行がアシアナの売却が決定した去年からずっと交渉が続いていましたが成果がありませんでした。現代(ヒョンダイ)開発が興味を示しましたが結果にはつながりませんでした。

 

打開の道がまったくみえないなか今月突然に韓進グループとその傘下にある大韓航空がアシアナの引受への方針を発表しました。ですがこちらにも多くの問題があります。この件については次の記事でいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

このブログを始めた理由

初めまして、ペングインキムです。

 

私が東京に住みながら働いていたとき、日本から見る韓国が気になりました。

自分の国がどう見られているかは外国に生活を送る人にとっては自然に興味が出てくるんでしょう。

 

しかし一般的にメディアは韓国についてあんまり関心がないように見えました。

 

日本でそんなに長く暮らしたのではありませんがその間おもに政治的な摩擦や北朝鮮のニュースだという印象でした。むしろ韓国より北朝鮮のことがニュースで扱われていました。

 

けれども、韓国の社会や日常はどうかということに関心がある方々がきっといると思います。

 

それで私が知る限り情報を伝えようとしてこのブログを始めました。

時にはシリアスなこと時には日常など投稿していきます。

また、私に関することはプロフィールページにあります。

 

ではよろしくお願いしますね~